
ホンダの「CB1300SF」「CB1300SB」のファイナルエディションが本日2025年2月28日に発売開始となりました。CB400シリーズが生産終了となり、次に「CB1300SF」「CB1300SB」が終了となります。
ファイナルモデルはどこか懐かしさを感じさせるモデルとなっており、レトロな感じが好きな人にはおすすめのモデルではないでしょうか。
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「CB1300SF」「CB1300SB」の性能について
初めに「CB1300SF」「CB1300SB」の性能を載せます。エンジン型式は23年モデルと同様ですので、細かな違いについては割愛します。分割されている箇所については左が「CB1300SF」、右が「CB1300SB」となります。いつ見ても車重に戦慄しますね。
車名・型式 | ホンダ・8BL-SC54 | |||
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全長(mm) | 2,200 | |||
全幅(mm) | 795 | 825 | ||
全高(mm) | 1,125【1,135】 | 1,205【1,215】 | ||
軸距(mm) | 1,520 | |||
最低地上高(mm)★ | 130【140】 | |||
シート高(mm)★ | 780【790】 | |||
車両重量(kg) | 266 | 272 | ||
乗車定員(人) | 2 | |||
燃料消費率*1 (km/L) | 国土交通省届出値: 定地燃費値*2 (km/h) | 28.0(60)〈2名乗車時〉 | ||
WMTCモード値★ (クラス)*3 | 17.2(クラス 3-2)〈1名乗車時〉 | |||
最小回転半径(m) | 2.7 | |||
エンジン型式 | SC54E | |||
エンジン種類 | 水冷4ストロークDOHC4バルブ直列4気筒 | |||
総排気量(cm³) | 1,284 | |||
最高出力(kW[PS]/rpm) | 83[113]/7,750 | |||
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) | 112[11.4]/6,250 | |||
燃料供給装置形式 | 電子式〈電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)〉 | |||
始動方式★ | セルフ式 | |||
点火装置形式★ | フルトランジスタ式バッテリー点火 | |||
潤滑方式★ | 圧送飛沫併用式 | |||
燃料タンク容量(L) | 21 | |||
クラッチ形式★ | 湿式多板コイルスプリング式 | |||
変速機形式 | 常時噛合式6段リターン | |||
キャスター角(度)★ | 25゜00′ | |||
トレール量(mm)★ | 99 | |||
タイヤ | 前 | 120/70ZR17M/C(58W) | ||
後 | 180/55ZR17M/C(73W) | |||
ブレーキ形式 | 前 | 油圧式ダブルディスク | ||
後 | 油圧式ディスク | |||
懸架方式 | 前 | テレスコピック式 | ||
後 | スイングアーム式 | |||
フレーム形式 | ダブルクレードル |
性能に関しては特筆すべきところはありません。そこが特徴ともいえますね。
過去に一度乗ったことがある身としてはシート高と車重でしょうか。シート高が790とスポーツ系バイクなどと比較すると低いのですが、ここで油断するなかれ、昔ながらの4気筒のためシートの横幅があり、身長170cmで両足のつま先ツンツンです。
そこに、圧倒的な質量があるので、正直なところめっちゃ怖い、というのが感想でした。停車時に油断して傾斜等で傾いたら男性でもそのままこけます。そのため、個人的には固化したことがない人のほうが少なかったりするのではないかと思っています。
ディテールの違いなど
次に「CB1300SF」「CB1300SB」のディテールの違いを載せます。初めに寸法図から。


次は車両の画像と細かな部分になります。このカラーリングはSPモデルのみとなりますので、要注意です。(ノーマルはブラックのみ)

大枠の画像になります。いかがでしょうか、どこか懐かしさを感じさせるデザインだなと、私は感じました。実はこれにもホンダの細やかなこだわりがあり、そういったところもこの懐かしさを感じさせる一つになっています。

そのこだわりの一つがここにあります。トップブリッジとステアリングステムカラー、スイングアームです。画像でいうと左上のハンドルを固定している金具の周辺で認識いただければオッケーです。
前モデルなどだと黒色なんですが、このモデルはシルバーにされており、昔ながらの金属感を出しています。全体的なカラーリングは初代モデルのカラーリングを意識していると思います。比較しやすいように以下に並べて掲載します。


いかがでしょうか、細かな違いはありますが、カラーリングなどは意識していると思われます。こういった点もどこか昔のバイクらしさを出すことにつながっているのではないでしょうか。
次はもはや狂気的ともいえる場所のこだわりを紹介します。

この画像を見てすぐに気づいた方はさすがです。デザイナーさんも喜ぶと思いますよ。チェーンの部分をよく見てください、何か文字が書いていませんか?実はこれ「PROJECT BIG1」と刻印されているんです。もはやこのチェーン貴重すぎて使いにくくなったりしないか心配になりますね。汚れる部分にこれですよ、狂気としか言えないですね。部品供給終わったらプレミアつくんじゃないでしょうか。
いつ頃までは販売される?
「CB1300SF」「CB1300SB」は継続生産されており、EURO5+相当の排ガス規制は2026年11月から適合させる必要性があります。
そのため生産に関しては2026年10月ごろまでは生産は可能とも言えますので、少なくとも2026年春ごろまでは販売されるのではないでしょうか。それ以降については状況によっては前倒しで終了等も考えられますので、要注意が必要です。
メーカによっては適合せず終売も出ていますので、こちらについてもそういった点を踏まえ検討する必要がありそうですね。
「CB1300SF」「CB1300SB」中古車市場価格予測
ここからは個人の主観と予測になります。
記事執筆時点(2025年2月28日)での中古価格はメーカー希望小売(1,936,000)とほぼ同額です。ファイナルエディションはSPモデルで「CB1300SF」が2,101,000円で「CB1300SB」は2,211,000円となっており、この通常相場で考える場合は、乗り出し価格が追加されるぐらい(300,000前後)ではないでしょうか。
コロナが明けたことでバイク特需が終了し、中古車相場も戻ってきていますが、生産終了モデルなどはプレミア価格がついています。私個人のポイントとしてはどの層に人気が出るかが重要で、50代以降の方に刺さるバイクの場合は、販売終了モデルのプレミア化が進みやすく中古車価格が上昇しやすいです。(所得が多いので高い値段でも売れるのが影響してきます)
そういった点を踏まえると、恐らくこのモデルについては若年世代というより50代以降の方に人気が出ると予想されるので、乗り出し価格含め、中古車価格は280万~300万円になる可能性が予想されます。チェーンなど含め、純正+低走行車とかはプレミア化しそうですね。そして、生産終了後は通常モデルもやや高価買取が行われ、25年以降の買取車は上昇するかもしれないです。
通常価格での中古相場(可能性:低) | プレミア価格での中古相場(可能性:高) |
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240万円~260万円 | 280万円~300万円 |
珠数も少ないので新車で買ったほうが安かったとなる可能性が十分考えられ、リセールバリューも期待できるモデルとなっているので、悩んでいる方は買い替えの候補として検討してみてはいかがでしょうか?