今回はヤマハのNIKEN GTの情報をお届けします
フルモデルチェンジにより、全モデルより旅性能が向上しました。
受注生産のみ!購入の際には注意が必要です!
NIKEN GTは受注生産のみということなので、購入する際にはNIKEN取扱店で発注する必要があります。取扱店はヤマハ発動機公式HPで確認できますので、お近くのショップへ訪れてみてください。
YZF-R1についてもフルモデルチェンジ後は受注生産のみでしたので、様子見も兼ねているか、中古車に関しても流通量が少ないので、過剰生産を避ける目的のどちらかで受注生産のみといった具合でしょうか。
お値段は税込み2,200,000円となり、乗り出し価格は230~240万円の中に納まるぐらいになります。少々値段は張りますね
NIKEN GTの性能
NIKEN GTの性能は以下の通り
モデル名 | NIKEN GT |
型式 | 8BL-RN84J |
全長×全幅×全高 | 2,150×875×1,395(mm) |
軸間距離 | 1,510mm |
シート高 | 825mm |
車両重量 | 270kg |
燃費消費率*1【WMTCモード値(クラス)*2】 | 18.4km/ℓ【クラス3・サブクラス3-2】1名乗車時 |
原動機種類 | 水冷4ストロークDOHC4バルブ |
総排気量 | 888㎤ |
気筒数配列 | 並列3気筒 |
最高出力 | 85kw(116ps)/7,000rpm |
最大トルク | 91N・m(9.3kgf・m)/7,000r/min |
変速機形式 | 常時噛合式6段リターン |
燃料供給装置形式 | フューエルインジェクションシステム |
燃料タンク容量 | 18ℓ |
タイヤサイズ【フロント/リア】 | 120/70R15M/C (56V)(チューブレス)/ 190/55R17M/C (75V)(チューブレス) |
乗員定員 | 2名 |
エンジンは新型のMT-09のエンジンがベースになっています。違いは燃費、馬力、トルクがMT-09より低くなっており
タイヤサイズがNIKEN GTのほうが10ほど太くなっています。車格が大きくなるためやや性能が落ちているようになってますが、それ以外は基本同じ味付けになっているので性能差も小さく、ほとんどのライダーにはわからないレベルでしょう。
アクセサリーも豊富でツアラー性能をより高めることが可能
NIKEN GTはアクセサリーも豊富にそろえられており、装備によってはよりツアラー色を強くすることも可能です。以下にワイズギア公式に載せられているアクセサリーの一部を紹介します
ロンツーを前提で話を進めていくのであればハイスクリーンは最優先で取り付けて、冬に備えるならば追加でヒートシートでしょうか。サイドケースは無理に純正である必要性はないので個人の自由になりますね。
ひとまずこの辺りを取り付けておけば何泊かするロンツーには対応が余裕でできます。キャンツーとかだと追加でテールバッグなどが必要になる可能性がありますが、ホテルを利用する場合は問題ないかと思われます。
他人と被らないバイク
NIKEN GTは中古車も在庫が少なく市場に出ている珠数が少ないため、乗った人は手放さない・そもそも買う人が少ないことにより珠数が少ないと考えられるので、他人とは被りにくいバイクになります。しかし、以下のデメリットがあるのも理由になっている可能性が高いです。
- フロント2輪の関係でタイヤ交換時には2本分の値段になる
- フロントの機構が複雑なため故障時には修理費がかさみやすい
- 車重が270kgと非常に重いため取り回しに難あり
- でかすぎるゆえに駐車場所に困る
これらは予想可能なデメリットであるため、これ買うならMT-09にスクリーン付けたりしたらよくね?となりやすく購入する人が少ない理由になっている可能性が高いです。
維持費は高いですが動画などでもわかる圧倒的な存在感と3輪の独特なフィーリングを楽しみたい方にはおすすめの1台です。
私個人としてはNIKENは横からのデザインが非常に好みです。他メーカと比較し、ヤマハは横向きのデザインがきれいなバイクが多いと感じています。
お値段は220万円と高いですが、独特の体験ができるNIKEN GTを新たなバイクの候補にされてみてはいかがでしょうか?