トライアンフ・モーターズ・ジャパン株式会社はイヴァン・セルバンテス氏のパフォーマンスをたたえ、
Tiger900の特別モデルを発表しました。シーズン限定のため、この機を逃すと中古車か在庫分でしか手に入らないので注意が必要です
今シーズン限定のためほしい方は早めの注文がおすすめ
今回の特別モデルは公式より今シーズン限定と発表されており、この機を逃すと入手のチャンスが限られてしましますので興味がある方や購入意欲のある方は早めの行動をお勧めします。
また、モデルによってカラーリングや装備、値段等の違いがあるので自分が求めるものを選びやすいのも良い所です
Tiger900のスペック
Tiger900のGT PRO及び、RALLY PROの2モデルの比較を以下にまとめます。今回の限定モデルは両方ともPROがベースとなるためPROの使用になります
GT、RALLY PROについて、エンジンは同じで以下の性能となります
タイプ | 水冷3気筒DOHC12バルブ |
排気量 | 888cc |
最高出力 | 95.2PS (70kW) *8,750rpm |
最大トルク | 87Nm *7,250rpm |
クラッチ | 湿式多板 |
トランスミッション | 6速 |
次は車体構成になります。こちらが主な差になっており、わかりやすいのはホイールがスポークかキャストアロイかが見た目でわかりやすいです
箇所 | Tiger900 GT PRO | Tiger900 RALLY PRO |
フロントホイール | キャストアロイ 19×2.5inch | スポーク チューブレス 21×4.25inch |
リアホイール | キャストアロイ 17×4.25inch | スポーク チューブレス 17×4.25inch |
フロントタイヤ | 100/90-19 | 90/90-21 |
リアタイヤ | 150/70 R17 | 150/70 R17 |
フロントサスペンション | Marzocchi製45 mm径倒立フォーク、リバウンド&コンプレッション手動調整機能、トラベル量180 mm | Showa製45 mm径倒立フォーク、プリロード&リバウンド&コンプレッション手動調整機能、トラベル量240 mm |
リアサスペンション | Marzocchi製リアサスペンションユニット、プリロード&リバウンド電子調整機能、ホイールトラベル量170 mm | Showa製リアサスペンションユニット、プリロード&リバウンド手動調整機能、ホイールトラベル量230 mm |
フロントブレーキ | 320 mm径ツインフローティングディスク、Brembo製Stylema 4ピストンモノブロックキャリパー。ラジアルフロントマスターシリンダー、マルチモードABS、コーナリングABS | 320 mm径ツインフローティングディスク、Brembo製Stylema 4ピストンモノブロックキャリパー。ラジアルフロントマスターシリンダー、マルチモードABS、コーナリングABS |
リアブレーキ | 255 mm径シングルディスク。 Brembo製シングルピストンスライディングキャリパー、マルチモードABS、コーナリングABS | 255 mm径シングルディスク。 Brembo製シングルピストンスライディングキャリパー、マルチモードABS、コーナリングABS |
ディスプレイ及びファンクション | 7インチTFTマルチファンクションインストルメントパック:デジタルスピードメーター、トリップコンピューター、デジタルタコメーター、ギアポジションインジケーター、燃料計、メンテナンスインジケーター、気温、時計、ライディングモード | 7インチTFTマルチファンクションインストルメントパック:デジタルスピードメーター、トリップコンピューター、デジタルタコメーター、ギアポジションインジケーター、燃料計、メンテナンスインジケーター、気温、時計、ライディングモード |
この構成からGTはグランドツーリングらしいオンもオフもOKな奴、RALLYは名の通り悪路を想定した構成になっています。RALLYのほうがトラベル量が多く、ホイール構成もオフよりの構成のため、林道を視野に入れるならRALLYでしょうか。
ただRALLYはフロント21インチのため、足つきは悪くなると思います
純正アクセサリーも豊富でおしゃれ
Tiger900シリーズはアクセサリーも豊富かつ、おしゃれなものが多いです。本格的なアドベンチャーに仕上げることもできますのでアクセサリーの一部を以下に紹介します。
やっぱりアドベンチャーといえばこれ。ただ値段は見つけることができませんでした。経験上1つで7~8万するんじゃないでしょうか。取付用の台座も含めると結構いい値段になります。
オフに行くならこれは必須です。(オンでもあると安心ですが)引き起こしが容易になったり、修理部品が減り金銭的にも良いです。最優先で取り付けもあり。
今まで何人かのアドベンチャー乗りの方を見ましたが、他メーカーでも上記2つの装備率は高くパニアとガードは結構傷だらけの人が多かったです。オフだと意外とこけることも多いですし・・・
記念モデルのTiger900が買えるのは今だけ
Tiger900 GT PRO(写真奥) | Tiger900 RALLY PRO(写真手前) |
1,865,000円 | 1,905,000円 |
値段はRALLYのほうが4万円程高くなっていますがオフよりの装備になっていますのでオフで遊びたい方は4万円追加する方が幸せになります。
カラーリング、車体についてもイヴァン・セルバンテス氏が使用したものと同じものになり、シンプルだがおしゃれなバイクに乗れるので4万円は安いですね。
今回紹介したモデルは今シーズン限定モデルですので興味のある方は忘れずにチェックしてください。
引用サイト:トライアンフ公式