カワサキが2024年モデルのW800を発表しました。メグロK3はカラーリングに変更はなし。W800は新色になります。
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レトロバイクの定番、皆さんはどちらを選びますか?
両モデルとも約4万円の値上げとなっており、W800に関しては復活後初の2色同時発売となりました。メグロに関してはカラーリング等に変更はなく、状況に応じて中古という選択肢も選べます。
定番のW800か、昔を意識したメグロか、どちらもスペックは同じですがハンドルに違いがあり、W800はややスポーツより、メグロはアップハンドルのため、ロンツーよりになっています。
W1スタイルに近いのはメグロになりますので、そういった昔ながらのバイクの体験をより味わいたい方はメグロがおすすめで、たまに道を攻めたい時がある人はW800が楽しめる可能性が高いです。
W800のカラーリングはモデルチェンジ前の同モデルがベースでしょうか?もしかすると今後も旧モデルカラーが販売されていき、ファイナルエディションカラーもZ900イエローボールエディションのような形で販売されるかもしれません。
スペックは基本同じ、カラーリング変更のみ(メグロはカラー変更なし)
設計値 | W800 | MEGURO K3 |
全長×全幅×全高 | 2,190mm×790mm×1,075mm | 2,190mm×925mm×1,130mm |
最低地上高 | 125mm | 125mm |
シート高 | 790mm | 790mm |
キャスター/トレール | 27.0°/ 108mm | 27.0°/ 108mm |
エンジン種類/弁方式 | 空冷4ストローク並列2気筒/SOHC 4バルブ | 空冷4ストローク並列2気筒/SOHC 4バルブ |
最高出力 | 38kW(52PS)/6,500rpm | 38kW(52PS)/6,500rpm |
最大トルク | 62N・m(6.3kgf・m)/4,800rpm | 62N・m(6.3kgf・m)/4,800rpm |
エンジンオイル容量 | 3.2L | 3.2L |
タイヤサイズF/R | 100/90-19M/C 57H / 130/80-18M/C 66H | 100/90-19M/C 57H / 130/80-18M/C 66H |
車両重量 | 226kg | 227kg |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン | 無鉛レギュラーガソリン |
燃料タンク容量 | 15L | 15L |
燃料消費率(km/L) | 20.9㎞/L(WMTCモード値 クラス3-2、1名乗車時) | 20.9㎞/L(WMTCモード値 クラス3-2、1名乗車時) |
同じエンジンを使用しているので性能に差はありませんが、メグロはアップハンドルのため全幅、全高に違いがあります。車重についてもハンドル分の重さでしょうか?W800と比較すると1kgほど、増加しています。
価格は両モデル平均約4万円の値上げ、旧モデルとの値段比較
W800 旧モデル | W800 2024モデル | メグロK3 旧モデル | メグロK3 2024モデル |
1,199,000円 | 1,232,000円 | 1,353,000円 | 1,397,000円 |
- | +33,000円 | - | +4,4000円 |
価格は昨年のモデルより4万円程値上げされていますが、物価の上昇などを考えるとかなり頑張っている気がします。車検等を考えるとW800で130万円前後、メグロで145万円前後でしょうか?
値段は高いですが、タイヤなどが安いため維持費は最新のバイクに比べると安価で済みます。(前後交換で5万円近辺が多いです)
クラシカルだけど最新の空冷バイク、W800・メグロK3
クラシカルな見た目ですが中身はしっかりと最新になっており、ABS装備、ETC、グリップヒーター、ヘルメットロック等、無理にオプションをつけなくとも十分な装備を持っており、見た目にはわかりませんが現代的な装備になっています。
ブレーキに関してもモデルチェンジ前は、リアがドラムブレーキでしたがモデルチェンジ版はリアもディスクブレーキになっており制動力も十分です。
クラシカルなバイクになりたいけど、安全性も大切にしたい、そんな人はW800、メグロK3をお勧めします。マフラーサウンドに関しても純正のままでもとても良い音になっていますので、乗っている人間としてもおすすめできる1台になっています。
詳細についてはカワサキモータースジャパン公式サイトより確認、もし興味がある方は一度近くのバイクショップ、カワサキプラザに訪れて旧モデルでも大丈夫ですので一度実物を見てはいかがでしょうか?
*記事内の画像はカワサキモータースジャパン公式サイトより引用