初めて大型バイクの免許を取得したけれど、何がおすすめか迷っていませんか?大型バイクの性能や乗りやすさについて疑問を持っている方もいるかと思います。
そこで今回は初心者でも乗りやすい大型バイクの基準や軽量なバイクのメリット、そして軽量で乗りやすいおすすめの大型バイク4選についてご紹介します。大型バイクでの楽しいツーリングを始めるための参考にしてみてください!
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初心者でも乗りやすい大型バイクの基準は?
初心者の方が大型バイクを選ぶ際には、以下の基準を考慮することをおすすめします。実際に大型バイクに乗っていた際にもこれらの点は意識しています。これらを満たしていないバイクに乗ってしまうと、少しでも気分が乗らないと乗らないことを繰り返してしまい、最終的にはほとんど乗らずに売却・・・となってしまうことが多いので意識しておきましょう。
- 車重の軽量さ:
車重が軽量だと取り回しの際に少ない力で動かすことができるようになります。
転倒してしまった場合でも引き起こしの力が少なく済みます。 - シートの高さ:
身長や体型に合った座り心地の良いシートの高さを選ぶことが大切です。足がしっかり着くことでバランスを取りやすくなります。それ以外にもふらついた際にすぐ足がつくので立ちごけ防止、両足がつくことにより、精神的な安心感を得られます。 - ハンドリングのしやすさ:
大型バイクでもハンドリングが軽く、適度に直進安定性があるバイクを選ぶとよいでしょう。操縦性が良いバイクは、初心者にとっても、取り扱いやすいです。ワインディングを楽しむことができ、危険回避の際にもハンドリングが良いと回避できる可能性が高くなります。
直進安定性についてはアメリカンバイクは高いことが多いですが、直進安定性が高い=曲がりにくい につながるので注意しましょう。 - エンジンのパワー:
初心者にはエンジンパワーがあまり強すぎないバイクがおすすめです。加速時に扱いにくくなったり、ミスをしやすくなる可能性がありますので、初めは中程度のパワーのバイクを選んでみてください。日本の道路では大型バイクの出力はもてあましがちです。
エンジンを回すのが好きな人は、中程度のパワーを持つバイクをお勧めします。
なぜ軽量なバイクのほうが良いのか
軽量なバイクを選ぶことで、初心者の方には以下のメリットがあります。
- 扱いやすさ:
軽量なバイクは、バイクを操作する際の負担が少なくなります。アクセルやブレーキの操作も軽く、バランスを取りやすくなります。
バイクを降りて取り回す際にも少ない体力で扱えるので女性の方でも安心です。 - 制動性能:
軽量なバイクは、ブレーキの効きが良くなります。安心して制動することができるため、初心者には安全性が高いと言えます。 - 曲がりやすさ:
軽量なバイクは、曲がりやすくなります。初心者の方には曲がることが難しいと感じることが多いですが、軽量なバイクならば曲がりやすさを実感できるかもしれません。
軽量で乗りやすい大型バイク4選
初心者でも乗りやすく、軽量な大型バイクを4つご紹介します。
- ヤマハ MT-07:ヤマハ発動機公式HP
扱いやすいサイズと軽さが魅力のバイクです。初心者にもおすすめの大型バイクとして人気があります。 - スズキ SV650:スズキ公式HP
シンプルで取り扱いがしやすく、軽量なバイクです。カスタマイズもしやすいため、自分好みのバイクに仕上げることも可能です。 - ホンダ CB650R:ホンダ公式HP
パワーもありながら軽量なバイクで、初心者でも扱いやすいです。クラシカルなデザインだけでなく4気筒であることが他社との一番の違いになります。しかし、4気筒のため他社バイクの中ではイバン重量があります。 - カワサキ Z650:引用元:カワサキモータース公式HP
軽量で取り回しの良いネイキッドバイク。650ccエンジンで力強いが初心者には扱いやすいです。
これらのバイクは初心者にとっても乗りやすく、軽量なボディのため取り回しもしやすいです。自分のライディングスタイルや好みに合わせて、選んでみてください。次に各バイクの解説を行います。
ヤマハ MT-07
ヤマハ MT-07は、その力強いエンジン性能、スタイリッシュな外観、そして取り回しの良さにより、多くのライダーから支持されているネイキッドバイクです。
- 高いエンジン性能:
- MT-07は688ccのCP2エンジンを搭載しており、豊富なトルクとなめらかなパワーデリバリーが特徴です。
- 低中回転域から高回転域まで、幅広いレンジで力強い加速を楽しむことができます。
- シャープでスタイリッシュなデザイン:
- ニンジャスタイルのシャープなデザインがMT-07を特徴づけています。
- アグレッシブでスポーティな外観が、多くのライダーにとって魅力的です。
- 軽量かつコンパクトなフレーム:
- 軽量かつコンパクトなフレームにより、ハンドリングが非常に敏捷であり、取り回しが非常に良いです。
- 街中やカーブの多い道路での操作性が素晴らしく、初心者から上級者まで楽しめるバイクです。
- アップライトなライディングポジション:
- アップライトなライディングポジションは、快適な日常使用や長距離ツーリングにも適しています。
- バイクに乗ることが初めてのライダーでも馴染みやすいポジションです。
- リーズナブルな価格:
- MT-07は、その性能やデザインに比してリーズナブルな価格で提供されています。
- コストパフォーマンスが高く、手頃な価格帯でスポーティなバイクを求めるライダーにとって魅力的です。
- カスタマイズの幅広い可能性:
- MT-07はカスタマイズの余地が非常に豊富で、オーナーが自分の好みに合わせてカスタムすることができます。
- ユーザーがバイクをパーソナライズする楽しみも提供しています。
以下はスペックになります。参考元:バイクブロス公式
- 車両重量: 184 kg
- 燃費 : 24.6km/L
- 最高出力: 54 kW(73 PS)/8,750 rpm
- 燃料タンク容量: 13リットル
- ガソリンの種類: レギュラーガソリン
スズキ SV650
スズキ SV650は、そのシンプルでありながらも魅力的なデザインやバランスの取れた性能により、多くのライダーに愛されているネイキッドバイクです。
- エンジンパフォーマンス:
- SV650は649ccのVツインエンジンを搭載しており、なめらかで力強いトルクを提供します。
- 低中回転域から十分なパワーを発揮し、スポーティで楽しい走りが可能です。
- ハンドリングと取り回し:
- バランスが取れたシャシーと軽量なフレームにより、敏捷なハンドリングが可能です。
- 街中やワインディングロードでの操作性が高く、初心者にも扱いやすい特徴があります。
- スポーティでシンプルなデザイン:
- スリムでスポーティな外観が特徴的で、無駄な装飾を省いたシンプルなデザインが魅力です。
- ネイキッドバイクのエッセンスを取り入れつつ、洗練されたスタイリングが印象的です。
- アップライトなライディングポジション:
- アップライトなライディングポジションは、長時間のライディングでも快適さを提供します。
- 街中や通勤、ツーリングなど、幅広い用途に適しています。
- 予算に優しい:
- SV650はコストパフォーマンスに優れ、手ごろな価格で手に入れることができます。
- バイクの所有コストを抑えつつ、スポーティな走りを楽しむことができます。
- 改造やカスタマイズの余地:
- SV650は多くのライダーにとってカスタムや改造の対象としても人気があります。
- ユーザーが自身の好みに合わせてカスタマイズする余地が豊富です。
以下はスペックになります。参考元:バイクブロス公式
- 車両重量: 199kg
- 燃費 : 24.4 km/L
- 最高出力: 約53 kW(約72 PS)/8,500 rpm
- 燃料タンク容量: 14リットル
- ガソリンの種類: レギュラーガソリン
ホンダ CB650R
ホンダ CB650Rは、スタイリッシュで力強い外観と高いパフォーマンスが魅力的なネイキッドバイクです。
- デザインとスタイリング:
- CB650Rは、シャープで洗練されたデザインが特徴的であり、スポーティかつモダンな外観を持っています。
- シングルラインのLEDヘッドライトやタンク形状など、細部にわたってこだわりのあるデザインが魅力です。
- エンジン性能:
- 650ccの直列4気筒エンジンは、なめらかなパワーデリバリーと十分なトルクを提供します。
- 中回転域での力強い加速と、高回転域でのスポーティな走りが楽しめます。
- 取り回しの良さ:
- 軽量でコンパクトなフレームとスイングアームにより、優れたハンドリングと取り回しの良さがあります。
- 街中やワインディングロードでの操作性が素晴らしく、初心者から上級者まで楽しめるバイクです。
- 高度な装備:
- フルLEDライティングシステムやデジタルメーター、アシスト&スリッパークラッチなど、先進的で機能的な装備が充実しています。
- バイクの情報やステータスを視認しやすいデジタルディスプレイも嬉しいポイントです。
- 日常利用性:
- ネイキッドバイクながら、適度なエルゴノミクスにより長時間のライディングもしやすいです。
- 街乗りからツーリングまで、多岐にわたるライディングシーンに対応しています。
以下はスペックになります。参考元:バイクブロス公式
- 車両重量: 203 kg
- 燃費 : 21.5 km/L
- 最高出力: 70 kW(95 PS)/12,000 rpm
- 燃料タンク容量: 15リットル
- ガソリンの種類: レギュラーガソリン
カワサキ Z650
カワサキ Z650は、その洗練されたデザイン、俊敏なハンドリング、エフォートレスなエンジン性能により、多くのライダーから高い評価を受けているネイキッドバイクです。
- スリムでアグレッシブなデザイン:
- Z650はスリムでアグレッシブな外観が特徴的で、シャープなデザインが魅力です。
- バイクの軽量感やスポーティな印象がデザインによって強調されています。
- 軽量かつコンパクトなフレーム:
- 軽量なフレームとコンパクトなサイズにより、非常に敏捷で取り回しの良いハンドリングが得られます。
- 街中やカーブの多い道路での操作性が素晴らしく、初心者から上級者まで楽しめるバイクです。
- 力強いエンジン性能:
- 649ccの並列ツインエンジンは、低中回転域から十分なトルクを発揮し、高回転域でも力強い加速が楽しめます。
- 都市部やワインディングロードでのパフォーマンスが魅力的です。
- アップライトなライディングポジション:
- アップライトなライディングポジションは、日常使用やツーリング時にも快適な走行が可能です。
- バイクに初めて乗るライダーにも優しいポジションです。
- 高度な装備とテクノロジー:
- デジタルメーター、LEDライティング、アシスト&スリッパークラッチなど、最新の装備が搭載されています。
- バイクの情報を見やすく、安全性や快適性が向上しています。
- リーズナブルな価格:
- Z650はその性能と装備に比してリーズナブルな価格で提供されています。
- 手ごろな価格でスポーティなネイキッドバイクを求めるライダーにとって魅力的です。
以下はスペックになります。参考元:バイクブロス公式
- 車両重量: 189 kg
- 燃費 : 23.6 km/L
- 最高出力: 50 kW(68 PS)/8,000 rpm
- 燃料タンク容量: 15リットル
- ガソリンの種類: レギュラーガソリン
大型バイクでより楽しいツーリング
大型バイクでのツーリングは、自由な気持ちと非日常の体験を味わうことができます。
以下は、大型バイクで楽しむツーリングのコツになります。
- ルートの計画:
事前にツーリングコースを計画することで、道路の状態や観光地などを把握しやすくなります。大型バイクは燃料がハイオクになるバイクも多いため、ハイオクが給油可能かは必ず調べましょう。
ガソリンスタンドや道路地図、ナビゲーションアプリを活用し、安全かつ楽しいルートを見つけてみてください。 - ライディングギアの準備:
ヘルメット、ジャケット、グローブなど、ライディングギアの準備も忘れずに行いましょう。安全なツーリングを楽しむためには、適切な装備が必要です。ヘルメットの選び方は「【初心者ライダー向け&PR】バイク用ヘルメットの選び方とおすすめ商品」が参考になります。
オフロードヘルメットは「【レビュー&インプレ,PR】 HJCのオフヘルi50を使用して感じた良い所・悪い所」もご一読ください。
バイク用グローブは「【初心者ライダー向け&PR】バイク用グローブの選び方と一緒にあると便利な物」が参考になります - 定期的なメンテナンス:
大型バイクは、長距離ツーリングなどにも耐えるため、定期的なメンテナンスが必要です。オイル交換やタイヤチェックなど、バイクの状態を確認し、安全なツーリングを心がけましょう。経験がない、手間と感じる人は購入したバイク店に定期的に訪れ、車両状態をチェックしてもらいましょう。
大型バイクでのツーリングは、中型バイクとは違った体験ができます。しかし、安全に楽しむためには十分な準備と注意が必要です。上記のコツを守りながら、思い出に残るツーリングを楽しんでください!
バイクを快適に乗るための方法を以下めていますので、参考にしていただければ幸いです。